再読したくなる切り抜きブログ

読んだことのある「本」をもう一度読みたくするブログ

Think Clearly 要約 抜粋

Think clearly

 


文章を書くための最大の秘訣は

何を書くかというアイデアは「考えているとき」ではなく、「書いている最中」に浮かぶ

 


考えているだけなら失敗するリスクはゼロだが、行動すれば失敗のリスクは確実にゼロより高くなる。実行に移すよりぼんやりと思いをめぐらせている方が、心地よいのだ。

 


「望んでいたものを手に入れれなかった場合に、手に入れれるものは経験である。」

 


人生において自分が何を求めているのかを知るには、なにかを初めて見るのが1番だ!

この章を読んで何か行動を起こしてみようと思った人も、考えているだけでは良い人生は手に入らないということだけは常に頭に入れておこう!

 


計画そのものに価値はない。計画し続けることに意味がある。大事なのは完璧な計画を立てることではなく、状況に合わせて何度でも計画を変更することだ。

 


100人の内37人を全員落とし、レベルを把握しもう37人から決める。1番いい人は取れないかもだが統計学的にこれが一番いい

 


明らかに間違うより、おおむね正しい方がいい

 


興味があるものだけに限らず、できるだけ沢山のものを試してから、最終的な判断を下す

 


私たちが抽出するサンプル数は少なすぎて全体を代表して、いないにもかかわらず、それだけの情報で決断してしまう。

 


若いうちはできるだけたくさんのサンプルを試すようにしよう。そして大人になってからの最初の数年で重要なのは、お金を稼ぐことでもキャリアを積むことでもない。人生の全体図を把握することだ。

 


本もたくさん読んだ方がいい。小説を読めば素晴らしい擬似体験できる。物事との向き合い方を変えるのは、年を取ってからでいい

 


ものの見方を変えても、あなたのお金が盗まれたという事実が変わるわけではない。だが、起きてしまったことをどう意味付けするかは、あなた自身でコントロールすることができる。

 

 

 

ピーク・エンドの法則

旅行に行って記憶に残るのは旅のピークと終わりだけ

 


失った時間とお金は取り戻せないが、起きた出来事の解釈の仕方は変えることができる

 


頼み事をされたときには、その無理な要求を検討する時間は、きっかり5秒

 

 

 

自己欺瞞をなくすことこそが、確実で長く続く幸せを手に入れるための絶対条件である。

好ましくない現実こそ、受け入れる必要があるのだから

 


あなたにありのままの真実「示してくれる「人生のパートナー」や「友人」を持つことだ。

それでも私の脳は、好ましくない事実を美化しようとするだろうが、時が経つにつれて、周りの人たちの声を素直に受け入れるようになるだろう。

 


重要な決断をするときには、想定できること、思考の過程、結果など頭に浮かんだことなどをメモしよう。そうすれば自分の決断が間違っていたときに見直し、原因を突き止めることができる。

 


勝つことではなく、負けないことが大事

 


神がなにであるかを言い表すことはできないが、神が何でないは明確にできる。

 


良い人生を確実にたければ、あなたの人生のダウンサイドを排除していけばいい

 


良い人生は、究極の幸せを求めた結果として得られるのではない。馬鹿げたことや愚かな行為を避ければ、人生はおのずとうまくいく。

何を手にいれたかで人生の豊かさが決まるわけではない。何を避けるかが大事なのだ。

 


生まれた場所が私たちの社会的な成功の大きな要因になっていることは明らか、すでに私は、途方もない幸運に恵まれている。

現在のあなたに有利にも働くあなた自身の価値観も、ものの見方も、思想も、あなたが自分で身につけたものではない。

 


現代に生きている人間は、これまでの地球上に存在した全人類の6%にすぎない。もしかしたらホロコーストで殺されるユダヤ人として生まれていたかもしれない。

 


あなたが手に入れた成功のうち、あなたの個人的な成果は何割か?

答えは0%だ。あなたの成功は、本質的に、あなたが何も、本当に何一つ影響を及ぼせないことに基づいている。例 『これからの正義の話をしようの』マイケルジョーダンの才能のからの税金の話と結ぶ

 


これらのことから、社会的に成功しているのであれば謙虚であれ!心の底から謙虚であれ。口に出す、出さないに関わらず、おごりはただの錯覚に過ぎない。おごりを持たない姿勢は、良い人生を送るための基本中の基本である。

 


今のあなたがあるのも、手にしているのも、いまできることも全ては目に見えない偶然のおかげなのだ。

 


そして、成功の一部を、惜しみなく分け与えるべきだ。自分を高潔な人物に見せるためだけではない。それが人間としての良識ある行動だからだり

 


寄付と租税は金銭的な支出ではない。それ以前に、人間としてのモラルなのだ。

 


感情は、飛んで来ては去っていく鳥のようなもの

感情というありとあらゆる種類の鳥たちが飛んで来ては去っていく、開けていて風通しのいい屋内市場と捉える。

そうすれば自分の感情が自分の一部とは感じれなくなる

 


ネガティブな感情は無理に取り除いても逆効果になることがある。したがって遊び心を持って、ネガティブな感情とのリラックスした付き合いをするべし。

 


自分の感情を信頼しない方がいい。ビッグマックを食べてどんな気持ちになるかより、中身を当てる方が簡単である。

 


フォーカシング・イリュージョンに惑わされないために

比較しようとする二つのものを、それぞれ大きなまとまりで認識する方法。特定の要素だけで過大評価しないよう、十分な距離を置いて考える。

 


ウォーレンバフェットですら、彼が裕福であることは日々の暮らしにはほとんど影響していない。

したがって飛行機のシートの狭さよりも、狭い考え方の方がずっと始末が悪い。

 


物で得られる喜びは時間と共に消えていく、しかし経験で得られる喜びは、ずっと心に残り続ける

 


限界効用逓減の法則

消費する水が増えるごとに水によって得られる満足感は小さくなっていき、一定数を過ぎると満足感は全く得られない これはお金にも当てはまる

 


世帯年収が1200万を超えると、追加収入が幸福度に与える影響はゼロになる。たとえ年収が1億になっても

 


イースターリンのパラドックス

基本的な需要が満たされていれば、生活がより豊かになっても幸福度は変わらない

 


お金の相対的な価値が決まるのは、他社との比較によってだけではない。あなたの過去によっても変化する。

 


お金との上手な付き合い方四つのルール

1・ある程度の貯金をしておくこと。

2・所得額や資産額のわずかな変動にいちいち反応しないこと。

3・裕福な人と自分を比較しないこと。もし比べるなら自分より豊かでない人としたほうがいい。

4・もしあなたが金持ちでも生活は質素にすること。豪華なヨットを買うのは難しくもなんともない。十分なお金さえあれば誰でも買うことができるのだから。

 


人間は、自分の能力の内側にあるものはとてもよく理解できる。だが話の外にあるものは理解できない、あるいは理解できてもほんの一部だ。

 


能力の輪の形成に必要なのは時間

 


一つでも素晴らしい能力があれば、欠点がいくつあろうと帳消しになる。

 


私たちの脳は短期的に一気に状況が変わるような展開を好むようにできている

 


人生は、静かなほうが生産性が高いと筆者は考えている。

 


天職はおこがれの職業の同意語だ。

したがって、あなたも誤った思い込みではなく、実際の自分の能力にもとづいて仕事を選んだほうがいい。幸い得意なものと好きなものは同じであることが多い。

もう一つ重要なのは、あなたの才能を他の人々が高く評価してくれることだ。

 


自分の内側にある自分自身の基準が大事か、それとも周りの基準が大事か

周りがあなたをどう思うかは、あなたが思っているよりもずっと、どうでもいいものだ

 

 

 

他人の評価から自由になったほうがいい理由

1・どんなに頑張っても他人からの評判は操作できない 例ニーバの祈り

「周りにはそのつど好きなように言わせておけばいい。あなたが年を重ねて評判を固めれば、もう好き勝手なことは言えなくなるのだから。」

2・面目や評判を気にし過ぎると、自分が本当は何に幸せを感じているのか分からなくなる。

3・ストレスを感じては良い人生にはならない

 

 

 

性格を変える方法として、あなたが慕っている人に近づくように意識すること。

 


そして相手があなたのパートナーであろうと、子供であろうと『自分以外の人間の性格は変えれない』

 


誰かの性格を変えなければならないような状況を避ける

例 自分と波長の合わない人たちとはビジネスをしない

 


人が幸せを感じるかどうかは所得の額によって決まるのではなく、目標を達成できたかで決まる。

 


達成困難な目標を立てている人は人生に不満を感じるもの。大統領や億万長者になる目標は99%あなた自身ではコントロールできない要因で決まるからだ。

 


ピーク・エンドの法則

体験する出来事の長ささえ、脳の認識には影響を与えない。

旅行の期間が1週間だろうと3週間だろうと、思い出に差はない。

 


体験している私と思い出している私では価値観が違う。したがって『本当に充実した人生が送りたいか、それともアルバムだけを充実させたいか』

 

 

 

経験の価値は、どのくらい記憶に残るかで決まるらしい。

筆者曰く何も経験しないより、素晴らしい経験をしたほうがいいに決まっている。

死んでしまえば記憶を持ち続けれない、死の瞬間まで記憶を持ち続けるのが大事か?

 


誰があなたを間違って評価しても驚いてはいけない。あなただって、自分を正しく評価できていないのだから。 例 ジムに行っているの?と言われても驚いてはいけないby俺

 


良い人生に必要なのは楽しめる行為か?それとも有意義な行為か?

快楽の要素は直接的な楽しみであり、意義の要素はその瞬間に意義を感じる私たちの感情だ。

欲求と意義のバランス良い配分を心がけることをお勧めしたい。

 


ミーティングの場などで悪意ある言葉であなたを攻撃する人がいたら、その人に、その発言をもう一度繰り返してもらう。

 


尊厳の輪

どんな事情があろうと妥協できない、個人的な優先事項や主義の明確な領域を、尊厳の輪と呼んでいる。例 よく知らない誰かに決して友人の悪口を言わないなど

 


尊厳の輪の中にあるものに、交渉の余地はない。魂を売り渡した後も無傷でいられるわけなどない。

 


現実の問題に向き合うのを避ける、悩んだほうが楽なのだ。

 


不安に対する対処法

1・「私の心配ごとメモ」というタイトルをつけたメモ帳を一冊用意しよう

そして考えられる限り最悪の結果を想像し、それについて集中して考えればいい。道は開けるにも最悪なシナリオを受け入れると世の中何とかなると書いてる。

 


2・保険をかけよう

 


3・仕事に精神を集中させよう

『道は開ける』でも忙しくして、悩む時間を与えないに似ていると俺は考える

 


質問にわからないと答えていい

ありとあらゆることに意見を述べなくていいのは、解放感がある。意見がないのは、知性の低さの現れではない。知性の表れだ。

 


書くという行為は、考えを整理したいときの王道だ。

 


私たちが嫉妬を感じるのは、年齢や、職業や、環境や、暮らしぶりが自分と似た人たちに対してだ

 


そのうえであなたがアップロードしているのは、楽しい生活を送っていると思われるよう、入念につくりこんだ写真ばかりで、あなたの日常生活を現したものではない。そんなことをしていれば、実際には自分より友人の方が幸せなのだと考えるようになる。

 


隣人の生活を自分の生活と比較するとき、あなたの意識の焦点は、無意識のうちに『相違点』だけに絞られている。

隣のポルシェとあなたが乗っている軽トラを比較するだけで、車が人生の満足度に与える影響を過大評価している。

 


もしもあなたが嫉妬の炎が燃え盛ったら、嫉妬を感じる相手の「人生における最大の問題点」を意識的に探し出し、そのせいでその人物がどれくらい困っているかを考える。あまり良くないが笑

 


賢明さの定義とはつまり、困難に対して予防的措置をほどこすこと

 


どこに注意を向けるかが、成功を手にするための大きな要因である。

 


私たちは主に「自分の周りの知識のコミュニティ」の知識に頼っている。

私たちの意見は流行りの洋服のように、そのときの流行を身にまとっているだけ

 


イデオロギーには近づかない方がいい。

 


もしあなたが何かの教義に心酔している人に出会ったら「あなたの世界観を手放さざるをえないのは、どんな出来事に遭遇した時か?」と尋ねろ

 


まだ持っていないものを考えるより、今持っているものを持っていなかった場合、どのくらい困るか考えて欲しい

 


相手をきちんと理解するには、想像の中だけではなく、「本当に相手の立場に立つ」のが一番だ。

 

 

 

過去に不幸だからといって、今も不幸でいなければならないことはない

 


現状を維持するためには、周囲の変化に合わせて進化しつづけなければ、生き残ることはできない

 


脳は不定期に起こる出来事に対しても期待する。

 


期待に対処するには、「しなければならないこと」は必然、「したいこと」は願望、「できればいいなと思うこと」は期待である。

 


現実に即した期待を持つにはどうすればいいだろう?

まず人に会う前やデートの前、パーティなどこれから何かをしようとするときには必ず、「必然」と「願望」と「期待」をはっきり区別しよう。

次に「期待」を0から10のあいだで評価する。それができたら最後に、自分が評価した点から2点を差し引く。(0は悲劇的な出来事を予想し、10は一生かけた夢が叶うと期待している)

 


それが下らないものかどうか自信が持てない時は、それはくだらないものだと思って間違いない。筆者の経験上

 


自分を重要視しすぎないのは、良い人生を手にするための基本中の基本。むしろ自分を重要視する度合いが低いほど、人生の質は向上する。理由は3つある。

 


1・余計な労力が必要になるから

信じられないようなサスセスストーリーを披露したり、有名人と知り合いでもあるかのような自慢話をしたり、注目を浴びようとすることをやめる

オスマンは自分の名前のついた建物を自分で買ったのではない。

 


フォーブスリストに心を乱されないために覚えておくこと

・成功の定義は時代の産物

 


・物質的な成功を手に入れられるかどうかは、100%偶然によって決まる

 


内なる成功こそが、真の成功

死ぬときに墓地で一番裕福な人間になっているよりも、内なる成功に向けて努力して、いますぐ人生を充実させたほうがいい。