再読したくなる切り抜きブログ

読んだことのある「本」をもう一度読みたくするブログ

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

君主論

君主論 人間というものはつねに他の人びとが通った道を歩むものであり、彼ら先人の行為を模範しながら進むものだが、先人の道は完全に辿ることができないし、あなたが真似しようとする人物たちの力量まで達することもないので、賢明な人ならばつねに偉大な人…

人生論ノート

人生論ノート 幸福は人格である。人がコートを脱ぎ捨てるようにいつでも気楽にほかの幸福は脱ぎ捨てることのできる者が最も幸福な者である。 機嫌が良いこと、丁寧なこと、親切なこと、寛大なこと、等々、幸福はつねに外に現れる。歌わぬ詩人というものは真…

朗らかな人とは

「朗らか」とは、「心に曇りがなく穏やかな様子」や「晴々とした様子」などを表す言葉です。 そして、そのような意味を持った言葉が使われる「朗らかな人」とは、「いつも笑顔で明るく穏やかで、裏表がない人」といえます。 また人間関係のストレスが少なく…

マネジメント

マネジメント 企業の目的の定義は、顧客を創造することである。 これまでのマーケティングは、販売に関係する全職能の遂行を意味するにすぎなかった。それではまだ販売である。われわれの製品からスタートしている。われわれの市場を探している。これに対し…

学問のすゝめ

学問のすすめ 一生懸命にやるべきは、普通の生活に役立つ実学である。 世の中の人に先立って、自分自身で事業を興し、国民に手本を示す人物が必要なのだ。これが期待できるのは「洋学者」だけである。 勇気というものは、ただ読者をして得られるものではない…

過酷なるニーチェ

過酷なるニーチェ 真理に至る一般的な道はなく、各人に与えられた、しかも各人が切り開く多様な道があるだけである。これはキリケゴールの「主観性が真理である」という言葉に重なり合う。哲学的心理は、みずから真に勝ち得たものにしか価値がない。これは、…

ヘレンケラー自伝

ヘレンケラー自伝 結局、真の知識を手に入れたい人は誰でも、険しい山をひとりで登らなければならないからだ。頂上へは楽な道などない、それなら私は自分なりにジグザグに登ればいい。何度も足を滑らせては後退し、ころび、立ち止まる。隠れていた障害物にぶ…

運命を拓く

運命を拓く 「人間の心で行う思考は、人生の一切を創る」 心の運用を良くしたり、悪くしたりすることによって、人間の人生は良くもなり、悪くもなる 私からいわせれば、やれ神だ仏だ、といっている者は、安直な気休めを人生に求めている哀れな人だといわざる…

ライフシフト2

ライフシフト2 AIとAGI(汎用人工知能)は違う。 AGIは機械がその機械自体よりも高性能の機械を発明する能力を持つことで、テクノロジーの進化が猛烈に加速する世界。 機械に代替されにくいのは、より人間らしい活動を行う能力だ。具体的には、人と人とのやり…