再読したくなる切り抜きブログ

読んだことのある「本」をもう一度読みたくするブログ

苦しかったときの話をしようか

苦しかったときの話をしようか

 


残酷な世界の中での希望とは何か?

最大の希望とは「それでも選べる」ということだ。

 


自分特有の先天的な特徴、自分を育んだ特有な後転的環境、それらの組み合わせによって、世界で唯一無二の存在である、自分になっている。泣いても喚いても、その特徴を大きく変えることはできない、であれば、過去に振られたサイコロを受け入れて、前をみよう。人と比べて凹んでいる場合ではない。変えられるのは未来だけなのだ!

 


自分の人生をコントロールする選択肢を握っているのは実は自分自身しかいない。

 


問題の本質は外ではなく、君の内側にあるのだ。やりたいことが見つからないのは、自分の中に「軸」がないからだ。

 


本質的に君が悩むべきなのは、具体的な就職先ではない。君が真っ先に悩んで、そして最後まで集中して考え抜くべきなのは、君のキャリアにとって重視すべき「軸」なのだ。

 


Self awareness はいつ考えても早すぎることも、遅すぎることもないのだ。

 


キャリア戦略とは、その人の目的達成のために、その人が持っている「特徴」を認識して、その特徴が強みに変わる文脈を探して泳いでいく、その勝ち筋を考えることだ。

 


会社に依存するのではなく、自分自身のスキル(職能)に依存するキャリアの作り方をお勧めする。

 


合理化されるのは、創造的に頭を使っていない仕事だ。

 


日本の社会をよく見てごらん。会社の看板がないと仕事ができない人や、会社の外で通用するスキルを身に付けずに便利に使われている人で溢れているだろう。彼らは安定を求めて転職せずにきたはずなのに、むしろ人生で日に日に大きなリスクを背負っている。

 


プロとして十分なスキルを獲得すれば主導権は君に移る。己のスキルを伸ばす舞台として君の方が会社を選べるようになっていく。

 


「私はどこに勤めている」と言える人になれても、「私は何が出来ます」と言える人になっているだろうか?

 


不正解をつかんだ原因の大半は、自己分析不足に起因している

 


会社がこちらを選んでいるように見えるのだけれど、実はこちらも会社を選んでいることを忘れてはいけない。世間の評価や年収や待遇が君にとって最重要な軸ではないならば、そういうものに目が眩むことにも気をつけなければならない。そんなものは成功の実績さえ積めば、結果的に後ろからついてくる。

 


最も大切なのは、自分の特徴をより早くより明瞭にすることだ。

 


資本主義とは、無知であることと、愚かであることに、罰金を科す社会のことである。

 


資本家の世界を射程圏に見据えるパースペクティブを君が持っているかどうか

 


年収を決める3つのドライバー

1.その人の「職能の価値」

年収はスキルの需要と供給で決まるのである。

 


2.所属する「業界の構造」

 


3.「成功度合いによる違い」

サラリーマンの年収の違いは、その人がどれだけ重要で代替わり不可能な能力を有しているかだ

 


年収の期待値の上下を知った上で、それでも自分にとって情熱を持てる好きな仕事を選ぶべき

 


どの業界でもある程度のプロになれば、それまで培ってきたスキルと実績を土台にして、職能のステップアップが可能になる

 


資産を持っていない人間が、この現代世界において巨大な資産を手に入れる方法は、なんらかの方法で資産家に成り上がるのがベストだ。

お金にお金を稼がせる

 


資本家に成り上がるために、もっと劇的な一括千金のチャンスがある。それは、成功報酬として企業の株を個人として持つことだ。

 


本当に安定したいのであれば、今の大企業に入るのではなく、将来の大企業に入らなければならない

 


そもそも情報とは、人の知性があって初めて意味を持つようになる。外の世界の手がかり(データや事実)を己で集めて、己の知性を駆使して統合・推理することで生み出す付加価値が情報だ。インターネット空間に転がっているような情報も、それをタダで拾うことしか能がない人間も、どちらも大したことはないということ。

 


勉強し続けてきたのは、世界から手がかりを集めて頭の中で再構築するその「知性」そのものを養うためではなかったのか?

 


自分の目的に合致するかが最重要なのであって、目的に合わない就職や転職ならば、どれだけ業績がいい企業に入っても意味がない

 


「需要の持続性」や「競走優位を維持する構造」は、株式投資の判断の際にも有効だ。

 


目的が見えてくる発想法

具体的なことから発想するのではなく、どんな状態であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想状態から発想すること

 


強みは必ず好きなことの中にある

「特徴とそれを活かす文脈がセット」

 


強みを見つける最大の近道は、社会との関わりで気持ちよかった文脈

 


今まで自分が好きだった「〜すること」を実際に書き出してみよう。名詞ははいらない

あまり深く考えてはいけない。自分が好きなことをとにかく「動詞」にしてみるのだ。

 


どの職能においても重要なビジネスパーソンとしての基礎能力として分類した

 


Tの人(Thinking )、Cの人(communication)、Lの人(leadership )の3部類

 

時間や精神力や体力には必ず限界がある。戦略なきキャリアは間違いなく、負けのレシピとなる。

 


できるだけ早いうちに、できるだけ頭が柔らかいうちに、スキルを高める挑戦を意図的に選ぶ旅を始めるべきだ

 


自分がナスビなら立派なナスビヘ、キュウリなら立派なキュウリになるように、ひたすら努力を積み重ねればいいのだ。

 


面接などで大事なのは、「伝え方(HOW)」よりも「中身(WHAT:何を伝えるか)」こそが、遥かに重要な意味を持つということ。

 


面接では君という人間の価値をより理解してもらうための中身の準備こそがフォーカスなのだ。

 


WHAT(つまり内容)さえしっかりしていれば、それをただ自分の言葉で一生懸命に伝えるだけで良い。

 


多くの就活生が、企業の面接担当者からどんな質問がかるだろうかと、直前に想定問答を考えるが、現場では、思ったような話し方の展開にならない。

 


マーケティングの手法を使って、自分がコミュニティーで市民権を得やすい構造を作ることだ。

 

明確な優先順位をつけずに、とりあえず沢山の会社を回り始めるのは、戦略なき愚か者がすることだ。君のキャリアの目的、自分の特徴にあった職能らそれらを総合的に考えて、どういう基準で回るのか、このドメイン(活動領域)の定義を書き出して明確にしよう

 


就職活動は時間が極めて限られている。ちゃんと軸を明確にしてドメインを定義し、狙った魚を釣るために動き出す時期や手順や準備、それらを整えて確立を高めた方が有利になる。あまりあくせくしなくても良いのだが、軸だけは早めに明確にして、回るべき業界なり、企業候補なりの採用プロセスの流れだけは把握しておこう。そうしなければ「もう間に合わない」とあとから気づくことになる。

 


OB訪問をするならば良い結果を生むために、相手は面接官だと思ってちゃんと準備することだ。

 


就活などではそれまでの人生の中かRTB(Reason to believe )になる材料を探すことになるだろう。学生時代に何に熱中したのか、その中から自分ならではの経験や実績を語りらそれらをRTBにして便益を信じさせるのだ。

 

My Brand を設計する4つのポイント

1.価値は十分強いか?

相手にとって十分な価値のあるWhat になっていないと、先方は君を買う必然性が無いからだ。

己の価値がシンプルに強く定義されているか?

 


2.信じられるか?

自分の強みは「リーダーシップがある」と定義したのであれば、経歴がそれを証明するように強い事実が並んでなければならない。

 


しかしだいたいは皆が同じことを言おうと思えば言えるので、実は差がつきにくい。したがって、人柄を感じ取り、実績をしつこく聞くことになる。経歴の中にエビデンスが欲しいからだ。

 


Whatの勝敗を分けるのは、便益とRTBの掛け算である。就活ならば大学生活までの自分の人生を、それぞれ強固なRTBとして語れるようにしておくことだ。

 


際立っているか?

 


自分の本質と一致しているか?

 


嘘はいけないが、スパンは必要である。スピンとは、同じ事実を言うのに切り口や見せ方を変えるだけでインパクトを増やすやり方を指す。

 

これは同一人物のものである。スピンさせるとこうも変化する。

 


仕事についてから、最重要なのは、問答無用な実績なのだ。したがって認知形成においても、君がまず躍起になるべきは、ブランドを構築する一貫した行動と、結果を出すことにこだわることの2つだ。

 


人がもっとも苦しくなるのは、自分自身で自分の存在感価値を疑う状況に追い込まれた時だ。

 


「きっと何とかなる」ことを覚えておいて欲しい

 


退職していった人の大半の原因が「できない自分」との向き合い方がわからなかったからだと思う。

 


新入社員として潰れなためには、最初から肩の力を抜いて、最後尾からスタートする自分を予めイメージし受け入れるべきだ。

 


結果を出さないと誰も守れない

 


挑戦しないから失敗しない自分よりも、挑戦するから失敗してしまう自分の方が圧倒的に強くなれる

 


受動的な人生にこそ、悪性の不安はつきもので、それは自信のない人に特有の永遠に拭えない不安だ。

 


失敗しない人生そのものが、最悪の大失敗ではないのか?