反応しない練習
反応しない練習
ブッダの教えとは「心の無駄な反応を止めることで、いださいの悩み・苦しみを抜ける方法」
①悩みがある→②悩みには理由がある→③悩みには解決策がある
「人生には悩み・問題がつきものなのだ」ということを受け入れる
「生きることには苦しみが伴う。苦しみには原因がある。苦しみは取り除くことができる。苦しみを取り除く方法がある。」
承認欲という、それまでの「心の渇きの正体」がわかるだけで、その不満状態から抜けてしまうのです
心の状態を見る
①言葉で確認する
②感覚を意識する
③分類する
妄想をリセットする基本は、「今、妄想している」と客観的に言葉で確認すること。
妄想とはまったく別種の「カラダの感覚」に目を向ける。呼吸している時の「鼻先を空気が出入りする感覚」または「お腹がふくらんでいる・縮んでいる感覚」を意識する。
そうして、「妄想」と「感覚」の違いを意識しながら、「感覚のほうに意識を集中させる」練習を積んでいくと、「妄想から抜ける」ことがうまくなっていく
「こうでなければ」という、自分の人生や、相手の期待も、それだけならただの「判断」。それは頭の中にしか存在しないから「妄想」です。
仏教では「自分は正しい」と判断してしまった時点で、その判断は「間違ったもの」になってしまう。
人間というのは、一部しか見ていない、そもそも立っている場所も、見ているものも全く違うにもかかわらず、すべてを理解した気になっている。
誰かのことを好きか嫌いか、いい人か悪い人かと「品定め」している自分に気づいたら、「あ、また判断している」と気づきます。そういうときは、「まあ、判断にすぎないけどね」といった、気づき言葉を入れるといい!
ブッダの考え方は「世間にはこういう人もいるかもしれないが、わたしはこうしよう」と、他人と自分との間にきっちりと線を引いていることです。
・素直になる
失敗しても、そこで凹まないこと。けして自分を否定しないことです。
どんな状況にあっても「判断しない」(否定しない)というのが重要なのです。
自由な心を取り戻すエクササイズ
①一歩、一歩と外を歩く
②広い世界を見渡す
③「わたしはわたしを肯定する」と語りかける
わたしはわたしを肯定する
自信なんて、考えなくて良いのです。先のことはわからない。それよりも、今しておかなければならないことがある。それが正しい考え方です。
「自分はまだまだ」と感じている人は、たくさんいると思います。しかし、そのまだまだこそは、必要のない判断・妄想です。本当は、そうした思いに反応しないで、ただ今なすべきこと、今できることを、やっていくことの方が大事なのです。
自信をつける方法
①やってみる
②体験を積む
③ある程度の成果を出せるようになる
④周囲が認めてくれるようになる
⑤「こう動けば、ある程度の成果が出せる」と見通しがつくようになる
やってみるのが怖ければ、それは妄想だと考えろ!
わたしはあなたが差し出すものを受け取らない。あなたの言葉は、あなただけのものになる。そのまま持って帰るが良い=反応しないことが最高の勝利である。
相手の反応は相手に委ねる=馬を水辺に連れていくことはできても、呑ますことはできない
心の半分は、相手への理解に、心のもう半分を、内なる反応に気づくことに使う
相手のことを判断しない
①相手のことを判断しない
②過去は忘れる
③相手を新しい人と考える
④理解し合うことを目的とする
⑤関わりのゴールを見る
苦しめ合うために、関わっているのではない。
理解し合うために、お互いの幸せのために、関わっているのだ。
欲求を生きるエネルギーに変えて「快」を感じる生き方は、合理的
「快」を大切にして、楽しい時は「楽しい!」、心地良いときは「心地良い」と、素直に感じ取れるように努めていると、「快」は、もっと鮮明に感じ取れるようになる。
妄想は妄想にすぎない。何が思い浮かんでも反応しない。という覚悟が大事!
確かめようのない妄想は放っておく
感情に反応したら、体の感覚に切り替える
比較はとても不合理な思考
理由
1、比較という心の動きは、そもそも実在しない、バーチャルな妄想でしかない、だから手応えがない
2、比較しても自分の現状が変わるわけではないから、いつまでも安心できない
3、比較によって安心を得たいなら、絶対・完全に有利な立場に立たなければいけないが、それは実際には不可能である。だからつねに不満が残る
「人は自らの体験に優れた成果を見て、それ以外の者たちを劣ったものと見なす。それこそが、苦しみを生む執着であると、賢者は理解する。
自分と他人を比べて「等しい」とも、「劣っている」とも、「優れている」とも考えてはならない(それらは新たな苦しみを生むから)
①目を閉じる
②無駄な反応をリセットするー客観的に頭の中を観察する
③目を開いて目の前の作業に一心に取り組む
まずおのれの内側に、確かな勝利を得よ
ダンマ 人間が目指すべき正しい生き方のこと
三帰依は「自らの心の土台に正しい生き方をすえます」という、自らの約束・誓い
ブッダは、外の世界に答えはないと言った。この世界に溢れる、どのような記号も、価値観も、宗教も、皆人間の心が作り出したとの。だも、自分自身の心とは違うもの。ときにそれらに救われるように感じることがあっても、やはり自分自身の心の闇、苦悩は、最後は自分自身で乗り越えていくしかない。
「人間はみな、望むようには生きられない現実に苦しんでいる。ならば、その現実に苦しまない心の持ちようを目指そう」
アンカリングは辛いことにも楽しいことにもアンカーすることができる
仕事というのは人がやらなければならないことでえり、遊びというのは人がやらなくてもいいことである